Taylor社では3年という開発期間を経て"Taylor Expression System"を開発しました.どれだけ音量を上げても、どれだけアタックを激しくしても、このピックアップシステムのもたらすダイナミックレンジは、これまでプレイヤーを悩ませ続けてきた「歪み音」を完全に解消しました。これによって音質、音色の革新的な向上が実現。アンプリファイドした際のアコースティックギター・サウンドは新次元に到達しました。Taylor独自開発の革新的な"Taylor Expression System"はTaylor Guitarのナチュラルなアコースティック・サウンドをリアルに再現してくれます。

Dynamic Body Sensor Dynamic String Sensor
トップ板裏の2箇所にマウントされたダイナミックボディセンサーがボディ全体の複雑な振動を感知します。ボディシェイプ、ブレイシングパターンなどによりマウント位置は異なります。 最終フレット付近のネック/指板下にマウントされているダイナミックストリングセンサーは弦振動を感知します。Expression Systemによるサウンドの核となるセンサーです。
Pre-Amp Power Supply
ミキシング・コンソールなどを開発したプロオーディオ機器の権威、ルパート・ニーブ氏設計によるプリアンプ。バランスの良いロー・インピーダンスの信号は直接PA,あるいはミキサー等に送ることができ、どんな強いアタック、音量でも「歪み音」がかかることはありません。トレブル&ベースのトーンコントロールはセンターの位置でバイパスとなり、自然なトーンを再現します。 エンドピンジャックを兼ねているパワーサプライは9V電池で駆動します。ジャック部は通常のフォンケーブルはもちろん、バランスケーブルを使用することで、ESの効果がより最大限に発揮されます。

Taylor Expression System 〜 What's ES ?
Taylor Expression System は、従来のピエゾ素子のピックアップ・システムにはない独自の発想で開発されました。「ピックアップ主体による音作りではなく、ギター本来のサウンドを表出すること」を目的に、3年間に及ぶ徹底的な研究開発を行なった結果、アコースティック・ギターのアンプ使用におけるサウンドを飛躍的に向上することに成功しました。Taylor Expression Systemはアタックによる振動をロスなく拾い、ピュア・アコースティック・トーンをナチュラルに再現するシステムとして注目を集めています。ここでは、Taylor Expression System を使用するにあたっての「基礎知識」をご紹介します。
Volume Control
ESギターに取り付けてあるボリューム・ノブは、普通のエレクトリック・ギター等のボリュームとは異なります。エレクトリック・ギター等のボリュームは殆どの場合、ボリュームを最大にすることによってベストなトーンを得られます。対照的にESのボリューム・ノブはミキシング・コンソールのフェーダー・ボリュームのような作用をし、その中でプリアンプをコントロールしています。ESボリューム・ノブはスタート時には必ずゼロ位置(最小ボリューム位置)〜ディテント(センターポジション)以下であることを守って下さい。
Tone Control
最もアコースティック感のあるトレブルとベースのセッティングは、センターかそれに近いところで得られます。極端なセッティングは非常にバランスの崩れたサウンドやハウリング、ノイズの原因にもなります。ギターの自然なトーンは常にセンター付近に存在していることを理解していただき、あとはスピーカー音、部屋の音響設定等、お好みに応じて調整して下さい。
・スタンダード・ケーブルとバランス・ケーブルの違いについて
ESギターは通常のスタンダード・ケーブル(アンバランス・ケーブル)とバランス・ケーブルのどちらにも適応できるようデザインされています。バランス・ケーブルはスタンダード・ケーブルと比較すると、構造上、長い距離でも外部ノイズの影響を受けにくく、信号の受け渡しに優れているといった特徴があります。(一般的に通常のギターケーブルのようなアンバランス・ケーブルは約11フィート(約3.3m)以上での使用の場合、外部ノイズの影響を受けやすくなります。*全てのギターケーブルに当てはまるわけではありません)また、バランス・ケーブルのXLRコネクターはミキサーのキャノン入力端子やアコースティック・ギターアンプのマイク・インプットに直接入力することが可能になります。ES装備のギターは特にTRSバランス・ケーブルを使用できるように設計されており、最大限にギターやあなたのパフォーマンスを引き出すように努めています。
・DI (ダイレクト・ボックス) について
ダイレクト・ボックス(以下D.I)はハイ・インピーダンスからロー・インピーダンスへの変換と、アンバランス信号をバランス信号に変換する役割を持っています。また、グラウンド・リフト・スイッチ付きのD.Iの場合、ギターとPA、あるいはアンプとの間に起こるグラウンド・ループ・ノイズを取り除くのに効果的です。ESギターでチューナーやエフェクト、ボリュームペダルの接続等により、スタンダード・ケーブル(アンバランス・ケーブル)を使用する場合、機器の接続後にDIを使用することで、外部ノイズの影響を受けにくいバランス信号に変換することができます。
・アース接続の重要性について
ESギターは他のギター(例えばエレクトリック・ギター)のように弦に触れることによって体内に帯電させ接地するいわゆる「弦アース」は感電の危険性が高く、またペースメーカーを付けている方の身体への影響を考え、あえて「弦アース」をとっておりません。またバランス・ケーブルを使用できることから、本来、外部ノイズに強い構造になっています。しかし、お持ちの機材(PAもしくはアンプ)のアース接続を行なっていないため、ノイズ等のトラブルが発生してしまう場合があります。アース接続を行なっていないと、機材本来の性能を発揮できないばかりか、機材トラブルの原因にもなります。これはESギターだけではなく、すべての楽器や機材について言えることです。またアース接続を行なうことでサウンドがより明瞭になるなど、メリットは非常に大きいです。「アース接続」は機材本来の性能を発揮する上で重要ですので確実に行なって下さい。(2007年生産分より、ES搭載ギターは純正で「弦アース」をとっております)

活ノ藤楽器 ミュージックバンク船橋
Copyright(c) 2007 Ito Gakki. Inc. All Rights Reserved.