6/20(月)「ピュイグ=ロジェのピアノ教育」を受講された方へ
【野平多美先生からのメッセージ】
【野平多美先生からのメッセージ】
6月には、講座「ピュイグ=ロジェのピアノ教育」にご来場いただきありがとうございました。
その際に数人の方からお問い合わせがあった件について、お答えいたします。 まず、「小さくたって上手な手」「ピアノのエクササイズ」「ピアノのアベセデール」を与える以前の教本としては、ピアノとソルフェージュの本「みみをすます」町田育哉作曲・著1~3(音楽之友社刊)をお薦めします。フランスの楽譜は、このような内容ですとやはりフランス語の説明が多くのページを割くので、やはり日本では使いにくいかと思います。 また、6月の講座でご紹介した3冊のピュイグ=ロジェ女史の楽譜に引き続き、この度ピュイグ=ロジェ作曲の「サルーンのピアノ」という4手のための10曲からなる曲集が発売(10月5日)されます。永冨正之氏の詳細な解説付きです。アンサンブルを楽しみながら、一人では得られないピアノの幅広い響きを体験することができる、すばらしい曲集です。 なお、「ムジカノーヴァ」誌の依頼で、昨日、ピュイグ=ロジェ女史のお嬢様で建築技術がご専門のポーリーヌ・ピュイグさんのインタビューを行いました。ちょうど東京に建築のシンポジウムがあったので来日されているのですが、お小さい時からお母様のご薫陶を受けていたので、ピアノ教育についてもとても示唆に富んだ鋭い指摘をしながらお話をしてくださいました。このインタビューは同誌(音楽之友社)12月号に載る予定です。これも合わせてご覧になり、ご指導の参考になさって下さい。
野平多美
参加された理由をお聞かせください
- 楽譜を実際に弾いてみて感激したので詳しく知りたかった。
- フランス音楽を上手に弾くことができれば…と思い参加しました。
- 自分自身がフランス音楽(音色)になじみがなく、少しでも勉強したいと思った為。
- ピュイグ=ロジェという名前にひかれて。
- ロジェ先生の教育は素晴らしいと感じており、具体的に知るチャンスがあればと思っておりました。
- ある「完全な音楽家」の肖像を読んで。
- チラシをみて興味をもったので。
- ピュイグ=ロジェ先生についてのお話を伺いたかったので。
- 本に興味があったので。
- ロジェ先生は素晴らしいピアニストなので、お聞きしたいと思いました。
- ロジェ先生がお書きになった訳本を是非ききたいと思い参加しました。教本はもっていますが、むずかしくなかなか使えないので。
感想をお聞かせください
- 何より自分の為に、特に音色に関して参考になりました。
- 久々にドリア旋法、フリギア旋法…にふれた様な感じです。
- 不協和音をきれいに響かせること、きくこと…テキストを使って、まず自分自身が練習したいと思います。
- ロジェ先生のお考えを教本の中でいろいろ示していただき、大変参考になりました。大人も子供も教えることは同じということ、「よく聴く」(本当の意味で)「自然なタッチで」etc.全く同感で伝えていくことの大切さを感じています。
- 大変楽しく拝聴しました。もっと旋法についても勉強してゆきたいです。有難うございました。
- いつも使っているテキストとテイストのちがう味わいを勉強でき、ありがとうございました。
- とてもおもしろく、旋法は苦手だったので、とても良くわかりました。もう一度、残った分も教えていただけるといいなあと思います。
- 素晴らしかったです。色々知らない事が多くございました。感謝でございます。
- 一度伺っただけではまだよくわからず、何回も勉強したいと思いました。
受講者の皆様ご協力ありがとうございました。