和田麻理子先生「ときめき・ピアノ・コンサート」-2008.11.9

11/9(日)15:00からYAMAHAピアノシティ船橋で、ピアニストの和田麻理子先生による、主に小学生とその保護者が対象の、「ときめき・ピアノ・コンサート」が開催されました。  和田先生はスイスのチューリッヒ=ヴィンタートゥアー音楽大学大学院をご卒業後、ヨーロッパ(特にスイス中心)の各地のコンクールで優勝、入賞を果たし、ソロリサイタルやオーケストラ等とも共演、いずれも好評を博し、2002年に帰国後も国内外でソロコンサートを展開。現在、大阪芸術大学短期大学部、武庫川女子大学で後進の指導にもあたっております。

この日の空は朝からどんよりとした雲が覆い、ときより雨もぱらつき寒かったのですが、会場はピアノ大好きっ子たちの熱気でムンムン!!  先生の登場を今や遅しと待ちわびていると、司会と共に華麗なドレス姿で登場!! 紹介されると、曲解説を織り交ぜながら、ショパンの「子犬のワルツ」やモーツァルトの「きらきら星変奏曲」など良く知られている曲を次々と演奏後、子供たちを周りに呼んでピアノの中やペダルの効果などをわかりやすく説明し、皆がもっと身近なレッスンで弾いている曲、「アラベスク」等数曲を演奏して頂きました。

極めつけは何といっても、途中100円ショップのダイソーで買った鉛筆を弦にはさんで弾いた、バッハの「メヌエット」!!まるでチェンバロで弾いているような演奏に、場内は興奮の坩堝と化してしまうのでありました!!
そして事前に参加者が書いた「ピアニストへの質問」にも丁寧に答えていただいたので子供たちは大喜び!! 最後はリストの「ラ・カンパネラ」とドビュッシーの「喜びの島」でコンサートは終了。その間子供たちはずっと先生の周りで聞き入る? 見入っていました。  こんなに間近でピアニストの本格的な生演奏を聴ける機会はあまりないと思いますので、大変貴重な時間だったと思います。 和田先生 ! 本当に素敵な演奏をありがとうございました!! また時より発せられる関西弁もとっても素敵でした。