プロフィール/宮崎幸夫(みやざきゆきお)
幼少より、小林孝典、織田久男各氏に師事。1973年、武蔵野音楽大学ピアノ科卒業、同大学で田村明子、F.シュトイラー、V.、ペルルミュテール各氏に師事。専攻科終了後、同大学講師となる。1976年~1979年パリ留学。ヴィラ=ロボスの親友であり、G.フォーレ、A.コルトーの高弟でもあるピアニスト M.タリアフェロに師事し、その才能を認められ、マスタークラスの助手として勤める。1978年、80年、83年パリにてリサイタル。1979年、ブラジルピアノコンクール第1位(パリ)1981年、フランス、ブラジル各地で演奏。1987年、ブラジルでのヴィラ=ロボス生誕100年フェスティバルに招かれ演奏。1994年、ブラジル(リオ・デ・ジャネイロ、ポルトアレグレ、サン・パウロ)においてリサイタルをおこない、T.V.ラジオ放送に出演する。特にヴィラ=ロボスの演奏では、高く評価されており、リオ・デ・ジャネイロ州立音楽大学において、客員教授として講演を行う。1996年ブラジル(サン・パウロ リオ・デ・ジャネイロ)に招かれリサイタルを行う。その他、数々の国際音楽祭や国際ピアノコンクール審査員に招聘されている。日本では1980年以来、定期的に各地でリサイタルを行っている。
*主な出版書:「ヴィラ=ロボスピアノ曲集」1~6、「エルネスト・ナザレ ピアノ曲集」(カワイ出版)、「エルネスト・ナザレ 小品集」(ドレミ楽譜出版)。
*CD録音:「ヴィラ=ロボス こどものためのピアノ曲集」「宮崎幸夫ピアノリサイタル 92 ラヴェル、アルベニス、ヴィラ=ロボス」「宮崎幸夫集」「宮崎幸夫ピアノリサイタル 94 ブラームス、ヴィラ=ロボス」「ナザレ タンゴブラジレイロ」(ビクターエンタテインメント)「エルネスト・ナザレ ブラジル舞曲集」(ドレミ楽譜出版)