プロフィール/川上 昌裕(かわかみ まさひろ)
1965年生まれ。東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。ウィーン・コンセルヴァトリウム卒業。マリアカナルス国際コンクール4位入賞。留学中より演奏活動を始め、1995年帰国以来、ソロ活動のほかピアノ・デュオ、オーケストラとの共演、室内楽など幅広く演奏活動を行い、紀尾井ホール、東京文化会館、東京オペラシティー、サントリーホールなど東京の主要ホールでのリサイタルで高い評価を受けている。NHK-FMの音楽番組等にもたびたび出演。
ソロアルバム「バラキレフ&スクリャービン」、「メトネル;ソナタ・バラード」(Momonga Records)、「メトネル:嵐のソナタ」(Harmony)、「カプースチン:ピアノ作品集1・2」(日本アコースティックレコーズ)の5枚のCDをリリース。ロシア作曲家、特にN.メトネル、N.カプースチンの作品普及や演奏において注目を浴びている。2006年春に世界初のオール・カプースチン・プログラムによるリサイタルをサントリーホールほかで行う。
楽譜の校訂・編集として「メトネル 忘れられた調べ 第1集」、「カプースチン 8つの演奏会用エチュード 作品40」、「カプースチン 24のプレリュード」、「カプースチン ピアノ作品集1・2」(全音楽譜出版社刊)「カプースチン ピアノアルバム(1)(2)」(プリズム刊)を出版全国各地で30回以上の公開講座を行う。
後進の育成にも意欲的で、各音楽セミナーの講師やコンクールの審査員を務めている。現在、東京音楽大学講師。